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くすりの話

Vol.1インフルエンザの予防と対策

毎年、百万人〜一千万人前後が感染すると言われているインフルエンザは、これから流行のピークを迎えます。
インフルエンザは、インフルエンザにかかった人の咳、くしゃみ、つばなどの飛沫(ひまつ)と共に放出されたウイルスを、のどや鼻から吸い込むことによって感染します(これを「飛沫感染」といいます)。


日常生活でできる予防方法
空気が乾燥すると、インフルエンザにかかりやすくなります。これはのどや鼻の粘膜の防御機能が低下するためで、外出時にはマスクを着用しましょう。
日常生活ではまず、体調を整えて抵抗力をつけ、ウイルスに接触しないことが大切です。インフルエンザウイルスは湿度に非常に弱いので、室内を加湿器などを使って適度な湿度(50〜60%)に保つことは有効な予防方法です。
(湿度約30%でウイルスの増殖能力が最大になるといわれています)

・マスクを着用する
罹患した人では、咳やくしゃみの飛沫から他人に感染するのを防ぐ効果もあります。

・栄養と休息を十分にとる
睡眠を十分にとることが大切です。
日ごろからバランスのよい食事と十分な休養をとりましょう。

・人ごみを避ける
人ごみや繁華街への外出を控える。
病原体であるウイルスを寄せ付けないようにしましょう。

・外出後の手洗いとうがいの励行
手洗いは接触による感染を、うがいはのどの乾燥を防ぎます。
帰宅時のうがい、手洗いも、一般的な感染症の予防のためにお勧めします。

・適度な温度・湿度を保つ
ウイルスは低温・低湿を好み、乾燥しているとウイルスが長時間空気中を漂っています。加湿器などで室内の適度な湿度を保ちましょう。

万一かかった場合の一般的な注意
一般的には以下のような点に注意しましょう。
・単なるかぜだと軽く考えずに、早めに医療機関を受診してアドバイスを受けましょう。
・安静にして、できるだけ休養をとりましょう。特に睡眠を十分にとることが大切です。
・水分を十分に補給しましょう。お茶、ジュース、スープなど飲みたいもので結構です。
・インフルエンザは感染しやすいので、マスクを着用し、また無理をして学校や職場などに行かないようにしましょう。

薬の使用にあたっての注意点
インフルエンザの治療に用いられる薬としては、抗インフルエンザウイルス薬があります。これは、医師がその必要性を判断して処方します。
その他、インフルエンザウイルスには直接効果はありませんが、解熱剤やインフルエンザに合併する肺炎や気管支炎に対する治療として抗生物質等が使用されることがあります。
それぞれの薬の効果は、ひとりひとりの症状や体調によっても異なり、正しい飲み方、飲んではいけない場合、副作用への注意などがありますので、医師・薬剤師からきちんと説明を受けてくださいね。

2009/01/23